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犬の診療

診療案内

ワンちゃんの中には、新しい環境や人、動物が苦手な子も少なくありません。

病院で他のワンちゃんと出会って驚いてしまうこともありますので、必ずリードをつけるか、ケージなどに入って来院されることをお願いします。

ワンちゃんは自分で症状などは話せませんので、普段の様子を知っている方の同伴をお願い致します。
様子を記録したメモや携帯で撮影した動画、写真などの情報も診察にとても役立ちます。

症例紹介

爪切り

7歳8ヶ月のレオンベルガーの女の子のワンちゃんです。爪切りのため、来院されました。

消化管内異物

※ヒモ状異物 胃切開

4歳のMIXの男の子のワンちゃんです。 お尻から紐が出ていて、ひっぱってみたら痛がるということで来院されました。

肛門からタコ糸のようなヒモが出ているのが確認されました。

腹部レントゲンを撮影すると、お腹の右側の小腸がギャザーのように、ガスの入った腸がよっているのが見えます。

(黄色い円の部分)

ヒモ状の異物は、先端の一方が排出されても反対側が詰まってしまうことが多く、腸がよってしまいます。この状態で無理にヒモをひくと腸が破れたりすることがあります。絶対にひいてはいけません。

治療は手術で摘出をおこないました。

胃を切開して内部から、ヒモのかたまりをとりだしました。

(胃からヒモのかたまりを取り出しているところ)

からまった部分の端を切り離し、腸の中の部分はゆっくりと肛門より引き出しました。

(取り出されたヒモ)

 

ヒモ状の異物を飲み込んでしまい、消化管に詰まってしまうことがしばしばあります。

ワンちゃんもネコちゃんも、ヒモは大好きですが、非常に危険ですので取り扱いは注意しましょう。もしも飲み込んでしまったら、すぐにご相談ください。

皮膚糸状菌症 (脱毛)

スタッフォードシャー ブルテリアの男の子 数ヶ月の前にケガをしたとこに毛が生えないということで来院されました。

顔写真

左後足の大腿部と、お腹のところに脱毛がありました。

足の脱毛写真

ケガをしたところは大腿部なので、お腹のところは、後からひろがってきたとのこと。
顕微鏡での被毛検査と、培養検査から、皮膚に真菌の感染が認められた。

2週間抗真菌薬の投薬と、脱毛部周辺のシャンプーによる洗浄を行ったところ、一部色が変わってますが発毛してきました。

2週間後に発毛した写真

真菌の種類までは同定はできなかったですが、症状は改善しました。

培地に増えた真菌の写真

リンパ腫(口腔内腫瘍,リンパ節外性)

13歳のラブラドールレトリーバーの男の子、下顎の先の歯肉に突然赤いデキモノができて、どんどん大きくなったということで来院されました。

初診時

腫瘍の一部を切り取り病理組織検査行なったところ、悪性リンパ腫でした。

固定させた歯肉

病理標本

≪病理検査写真提供 パソラボ≫

リンパ腫は血液の白血球の一種であるリンパ球の”がん化”した血液がんです。

犬のリンパ腫の80%は多中心型リンパ腫で、体表のリンパ節が腫大することで発見来院することが多いので、このワンちゃんのように、リンパ節以外が腫大するリンパ腫はとてもまれです。

リンパ腫は、血液のがんなので、みつかったところは口ですが、体の他の部位にもがん細胞がひろがっている可能性が非常に高いと思われます。

治療

検査後も歯肉の腫瘍はどんどん大きく腫大していきました。

投与前

血液検査などの検査をおこなった上で、抗がん剤の治療を開始しました。

投与4日目

投与7日目

かなり歯肉の腫大が少なくなって、見た目では確認できなくなりました。

 

リンパ腫は完治することのない病気です。

抗がん剤でがん細胞の数を減らして寛解(全治とはいえないが、病状が治っておだやかな状態)を目指す治療です。

寛解を維持するために数週間から、数ヶ月の抗がん剤の投与が必要になります。

膀胱結石 (ストルバイト)

5歳の女の子が血尿、頻尿ということで来院されました。

尿検査で、ストルバイトの結石と、細菌感染が認められ、触診で膀胱内に結石を確認、レントゲンで確認することができました。

顕微鏡写真

矢印が、ストラバイト結石

初診時レントゲン

治療として、外科的に摘出する方法もありますが、飼い主様が希望されず、ストラバイトは溶解できる結石であることから、内科療法で治療することになりました。

ストルバイトは、尿のPH(酸性度)がアルカリによることで、できてしまう結石で、ウレアーゼという酵素で尿素を分解する細菌が原因の一つです。

細菌性膀胱炎を抗生物質で治療しつつ、食事療法で結石に溶解をしました。

2ヶ月後

4ヶ月後

4ヶ月後には膀胱内に結石は全て無くなりました。

ワンちゃんの女の子の膀胱結石の原因の多くは細菌感染による膀胱炎からです。

頻尿などの異常が見られたら、早めの尿検査をおすすめします。

歯根膿症,根尖膿症

15歳のプードルの男の子です。
右眼の下の皮膚に傷と出血とのことで来院されました。

口の中をみてみると、多くの歯に歯石がついていて、多くの歯がぐらついていました。異臭が強く、歯肉も腫れていました。

ワンちゃんの口の中は虫歯にはなりにくいのですが、歯石がとてもつきやすいです。
歯石はバイ菌のかたまりですから、歯肉炎などをおこし、さらに歯の根本まで感染することがあります。歯の根本でたまりすぎた膿が破裂した状態です。

初診時

治療は、ぐらついている歯の抜歯と歯石の除去をおこなった上で、抗生物質を2週間ほど投与しました。

1週間後

完治

歯の汚れはなかなか取ることはできません。お口の中のチェックをしていきましょう。 また、ケアについては、ご相談ください。

消化管内異物

犬の習性として、噛んだりなめたりして、その物を確認することがあります。
特に子犬などは、遊んでいたりして、物を飲み込んでしまうこともしばしば起こります。

4ヶ月のミニチュアダックスフントが、消しゴムを飲み込んでしましました。

その時のレントゲン写真です。

食欲、元気はありましたが、2週間ほどのこの位置から動きませんでした。
腹部のマッサージと便を出しやすくする薬を投与しました。
16日目に排便時に消しゴムはでてきました。

小さな子犬でもかなり大きな物を丸呑みしてしまいます。運良く出てきましたが、開腹手術が必要になることもあります。 食事以外の物を口にしないように注意しましょう。

熱中症

急に気温が上昇など体調を崩しやすい梅雨の前後に起こりやすいです。

ワンちゃんは、アスファルトなど、温まった地面からの距離が近いので、日差しが強い日は人が体感するよりもかなりの高温にさらされます。

小型犬の男の子、夕方にいつものように15分ほどの散歩をして帰宅、夜半から、呼吸が激しくなり、水も大量にのんで、激しい呼吸が続いたということで、翌朝に来院されました。
来院時、体温は40.2℃ 苦しそうにガーガーと喉が鳴るような呼吸でした。

治療は、まず体温を下げるために、冷水浴、つまり水風呂にはいってもらって冷やします。特に太い血管のある、頸部、脇、内股のところに保冷剤を当てたりして、血液が冷えるようにしました。
30分ほどで、37.5℃までさがり、エアコンの入った入院室で点滴を行いました。

このとき、身体は濡れたままです。乾くときに気化熱で体温をさげてくれることを狙ってです。

その後体温が再度上昇することもなく、呼吸も落ち着き退院できました。

ワンちゃんは、体温を下げることが苦手な動物です。夏場は、散歩などで体温が高くなってしまうときは、積極的に水浴びなどをして熱中症を予防することがおすすめです。

診療風景

あだち動物病院
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時間/曜日診療
≪ 午前 ≫
9:00~13:00
≪ 午後 ≫
16:00~20:00

水曜午後は14:00~17:00
※月・火・金・土の13:00~16:00は手術、往診、予約診療時間

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